駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

試走、実走、アウトラン

試走、実走、アウトラン (2021.5.15.SAT)


注)今回は特にメンテ記録チックなので読むのはお勧めしません。

 

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アルテグラ・オン!


帰宅後にこつこつと組付けたアルテグラ
土曜日の昼に調整が完了しました。
やっと走れる状態になりました。
あとは走りながら調整となります。
こんな時、荒川CRは本当に都合がいいです。
公道だとちょいちょい止まって調整するのは邪魔だよね。

そんな調整ライド記録です。

 

稼働させるだけなら簡単ですが、真の性能に迫りたいところです。

操作ロスが最小、異音が皆無、的確に稼働する状態。

まぁ、最終調整は手間取ります。
初めての機材だと勘がつかめませんので。
散々弄り倒せば一発で決まるようになってきますけどね。
105は任せろー(バリバリ)

 

とはいってもブレーキは大丈夫です。
ワイヤーを引く機構は105もアルテも同じですからね。

調整も全く変わりませんので余裕です。

 

そしてリアディレイラーもいい感じ。
多少アジャスタボルトで調整した程度で完了です。

走りながらでも余裕でハイからローまで入ります。

 

しかしフロントディレイラーには手間取りました。
アウターチェーンリングの側だけ音がうるさい。

インナーの落とした時は静かなのです。

チェーンが羽に擦っているのカナカナカナ。

 

停まって確認するとディレイラーとチェーンには1ミリくらい隙間があります。

これだけ空いてれば平気そうなものですが、走るとチェーンが暴れれて擦るので、さらに少し広めに間隔を確保します。

 

停まる、調整、走る。

停まる、調整、走る。

停まる、調整、走る。

 

無音にならねー。

そもそもFDの音なのかなこれ。

走っている時は異音の発生位置がわからりずらい。

いろいろいっぺんに変えたのでFDだけの問題なのかが不明です。

 

あとRDがやけにうるさいのも気になります。
ひょっとしたら油切れが諸悪の原因のような気がしなくもない。
出る前にチェーンに油差しておけばよかったと後悔。
CURE556漬けの直後だったので油をさしてなかったのです。

「まあ、大丈夫だろう」と余裕でスルーしたのを後悔。

思ったより全然ダメでしたね。
油断しました。まさに文字通り。

 

そんなこんなで荒川沿いに河口まで行って帰宅しました。
帰ってすぐにチェーンに油をさしました。
あとFDの羽根の角度をちょっといじったり。
それでかなり静かになりました。


まだ気ににはなりますがとりあえずOKとします。
異音警察じゃなければ許されるレベル……のハズ。
日曜日に走って確認しましょうね。

ちょいちょいメンテ

ちょいちょいメンテ  (2021.5.14.FRI)

 
週末は天気が良く無いようです。
しかもそのまま梅雨に突入する可能性すらあるそうで。
土曜日が気持ちよく走れるラストチャンスかもしれません。
そうなると早急にメンテを終わらせたいところ。
あまり時間がとれませんが帰宅後にちょいちょいメンテを進めました。

 

【ブレーキ】
簡単なところからまずは前後のブレーキを交換です。
105(BR-5800)からアルテグラ(BR-8000)に換装します。
これは本当に簡単でブレーキシューの調整のほうが時間がかかります。
STIレバーに問題が発生しなければ日曜日に終わらせたかったのですけどね。

 

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フロントブレーキ

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リアブレーキ

さっと作業を終わらせます。

ブレーキレバーを轢いてみるといい感じ。
105よりも明らかに引きが軽くて滑らかでした。

 

105は洗濯バサミのように『グアッ、グアッ』と動きます。
アルテグラはリムを包み込むように『ウニュ、ウニュ』って動きます。
文章では伝わらないと思いますが、実物を見ればわかってもらえるかと。
STIレバーは105のままですがブレーキの機構はアルテグラもほぼ同じなので問題なし。
これは実走でのブレーキフィーリングが楽しみですね。


【チェーン】
チェーンは日曜日に外したままでした。
せっかくなのでマジックリンで念入りに洗って表面の付着物は綺麗に落としました。
内側から溢れてくる細かい黒い汚れはスルー。
とめどなく湧き出るのでキリがないっス。

 

その後はCURE556をドバっと噴いて水置換します。
あらかた揮発するまで外に放置したらウェスでふきふき。
綺麗になったところでフレームに取り付けました。

 

【リアディレイラー
アルテグラ(RD-6800)のロングゲージのリアディレイラーです。
これは頂き物のため旧式で、最新(RD-8000)のシャドウタイプではありません。
取り付けてみると本当にアームが長いなって思います。
これもチェーンが入ったので調整します。

 

105(RD-5800)の感覚で調整したら引き代が全く足りませんでした。
それもギアが2枚分くらい足りない。
アジャスタボルトを回しきっても最果てのロー側に落ちない。
これは意外でした。


STIとの相性なのか、そもそも調整方法が違うのか。
でも引き量が足りないなら別途テンション稼げばいい話。

一旦ワイヤーを緩め、引っ張り気味にして締めなおします。
それでもまだ足りませんでしたがアジャスタボルトを回していくと足りました。
これでハイからロー、ローからハイまで往復してくれました。

RD-5800で30Tはサポート外だったので『動いてくれた感』がありました。
それに比べるとこれは30Tをサポートしているので最後まで無理なく変速してくれて気持ちいいです。

正しい動作確認ができたので、ハイアジャスタボルトとローアジャスタボルトを設定してから、もう一度調整しました。

RDはこれでOKでしょう。

たぶん。

 

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リアディレイラー

STIレバーのシフトチェンジはちょっぴり軽くなった感じ。
105でも必要十分に軽いですけどね。

 

RDがチェーンを変速させる動きはクイックになったような気がします。
105の時は、カチュ、カチュ、カチュとシフトしする感じでした。
アルテグラは、チャ、チャ、チャとシフトします。

文章では伝わらないと思(ry

特にロー側の3枚はシフト感もなく変わります。忍者か。
STIレバーは105のままなので違いが体感できるとは思いませんでした。


【フロントディレイラー
105(FD-5800)は調整が厄介でした。
普通にワイヤーを貼ると引き代が足りません。
そのため、ちょい押し込んで張り気味にワイヤーを締める必要がありました。
コツがわかるまでは調整が必要になる度に絶望しかなかったです。
そのコツを知らないと調整に非常に難儀します。
試行錯誤の末にたまたま合うのを待つという非生産的なことをしていました。
そもそもそれに耐えかねてアルテグラのFDを買ったくらいですから。

 

一方、アルテグラ(FD-8000)はマニュアルの通りに調整すれば完了です。
ワイヤーを張った後でワイヤーテンションを調整するアジャスターがあります。
しかも適切なテンションを合わせるための目印まである新設設計。
最後にアウターとインナー位置でチェーンが擦らないよう合わせるだけ。
この程度でもシフトチェンジしてくれるようになりました。

注意点は最初にワイヤーを締める時、かなり強めに引っ張らないといけないことくらいですかね。

 

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フロントディレイラー

(写真のシフトワイヤーのルートは直してありますのでご安心ください)

 

夜の作業だと目視の限界があってぴったんこな位置にまでもっていけません。
週末になったら明るい場所でぎりぎりまで詰めたい。

 

STIレバーのシフトチェンジが軽くなった感じはありません。
シフトワイヤーの巻き上げ機構は105とアルテグラで別物なので仕方ナス。
今まで通り使えれば問題は無いので贅沢は言いませぬ。
もし不要となったアルテグラSTIがあれば是非ご提供ください。

 

一方で変速は違いがありました。

インナーからアウターに引き上げる動作が明らかにクイックです。

105は、ガッチャンと上がりました。

アルテは、ガチャと上がってくれます。

一文字分早い。

文章では伝わらないと思(ry

 

聞いた噂たとデュラエースなどは、チャ、チャ、チャと全てが忍者のように変速するらしいです。

しかしあの価格はホビーライダーには辛い。

アルテグラでも贅沢なくらいなのに。

そりゃ、安く手に入るようであれば欲しいですけどね。

 

土曜日には走れる目処がついたので楽しみです。

こういう時は荒川CRって頼もしい。

久しぶりのメンテ沼

久しぶりのメンテ沼(2021.5.10.SUN)


久しぶりのメンテでハマりました。
軽くオーバーホールしようと思ったら、重いオーバーホールになった感じです。
予想外のトラブルに時間を取られすぎでしまいました。
結果として丸一日かけても終わらず。
何でこうなった……。

 

そもそものキッカケはアルテグラが3っつ集まったことから始まります。
壊れたら交換しようと思っていたパーツがありました。

 

【FD-8000】
去年の夏頃に買ったアルテのフロンドディレイラー(FD)。
ポイントがあったので2000円くらいで買えました。
買った理由は105のFDの調整が下手すぎたからです。

買った直後に105の調整ができるようになりお蔵入りした一品です。

 

【FR-6800 GS】
アンカー君にもらったアルテのリアディレイラー(RD)。
CAAD12のRDは105のRD-5800ですが、28Tまでしか対応してません。
若干怪しいながらも動いていたので気にせず使っていました。
ただ先月の落車後、ロー側が良くない感じになりました。
アンカー君が使っていないロングゲージのRDを持っていたのを思い出しまして。
安く売って欲しいとお願いしたら、タダで貰えました。心の友よ。

 

【BR-R8000】
アマゾンでウィンドショッピング(謎)していたら見つけたものです。
いつもの売値より妙に安かったので衝動買いしてしまいました。
何だろう、魔がさしたとしか言いようがない。

 

と、このタイミングでアルテシリーズがそろいました。
ため込んでも仕方ないので一気に換装しようと思ったわけです。

ついでに一年くらい放置したBBのクリーンナップもしよかなと。
時間が余ったらハンドル周りとフリーも掃除してもいい。

落車してからは応急処置しかしてなかったですからね。
そんなこんなで結果的にオーバーホールになったわけです。

 

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どんどん外す

先ずはチェーンを外します。
今はミッシングリンクなので手間なしですね。

 

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ミッシングリンクを外す

チェーンリングにこうやって乗っければ専用工具が無くてもOKです。
何でもいいので上からグッと押し込めば外れます。
続いてFD、RD、ボトルケージと外していきます。
これでほぼフレームだけになりました。

 

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クランク外し

親の顔より見たBB30A(言い過ぎ)。
もはや外すのも戻すのも自由自在です。

 

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BB

ベアリングはまだ大丈夫そうだったので交換しません。
BB内の古いグリスを拭い取って、パーツクリーナで湿らせたウェスで磨きます。

 

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スピンドル(汚れ)

スピンドルは綺麗すぎず汚れすぎず。
いい感じの使用感といったところでしょうか。
初めて外した時は異物だらけで焼き付いてましたからね。
あの後で正しくメンテできて、綺麗に回せていたのかなって。

そういえば、ゴリゴリに焼き付いたスピンドルは要交換となっていましたが、サンドペーパーでグリグリ磨いて慣らせばいけましたね。
パーツが手に入るなら交換したほうが良いです。

 

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スピンドル(キレイキレイ)

これからワイヤー類をやるので外したままにしておきます。
そして、ここからが苦労の連続となります。

 

CAAD12はワイヤー内装型です。
抜くのは簡単ですが、通すのは大変と聞きます。
初めてなので慎重に作業を進めました。

 

最初に交換したいのはFDのシフトケーブルです。
これの通り道を確保してから抜きたいところです。
シフトケーブルの下側からジャグワイヤーというケーブルの導管を差し込んでいきます。
これがBB下から通してフレームの上の穴から出てくれれば成功です。
この導管が両側の穴から通っていればケーブルは抜き差し自由となる寸法です。

 

で、どうなったかといえば全然通らない。
30分くらい頑張りましたが下からは通らないようでした。
どうにもならなそうなので潔く諦めます。
覚悟を決めてシフトケーブルを引き抜きました。
まあ、BB下には大きな穴があるしクランクも外したままだったので超余裕です。
保険かけておいてよかった。

 

試しに上の穴からジャグワイヤーを差し込んだら。
押し込めば入っていきましたが、下からすーっと抜けるような幅では無かったです。
STI側のワイヤーを切って上から通せば行けたかもしれません。
次回はそうしようと思います。

 

同じようにRDのシフトケーブルも交換です。
こちらもノープランで引き抜いて、上から差し込みました。
問題なくケーブルの先をBBからサルベージ出来ました。

 

この時点で15:00。
バラしたついでに各パーツの清掃やグリスアップをしているので時間がかかりました。
とはいっても遅いなりに順調に進んでいました。

問題が発生したのはこの直後でした。


ケーブルを交換した左のSTIに異常発生。
レバーを操作してもカチカチ音がしなくなりケーブルを引いてくれません。
何度やってもスカスカをレバーが空振りします。
このタイミングでまさか故障?

 

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STIレバー異常発生

 

ハンドルから外してパーツクリーナーを噴きました。
黒い油がどぼどぼ溢れてきます。
ついでに野草のタネのような何か(謎)が出てきました。

 

拭き取ってからレバーをガチャガチャしたらカチカチが復活しました。
やったね! 
パーツクリーナーはできる子だと信じていたよ!
喜び勇んでハンドルの設置したところ、またレバーが空振りします。
ぐぬぬぅ……。

 

もう一度外してガチャガチャし続けるとカチカチが復活します。
しかしハンドルに設置すると空振ります。

 

ないわー。
マジないわー。

 

こんなことでさらに3時間くらい費やしてしまいました。
暗くなると能率が悪いし蚊が出てくるので庭から撤収します。
ディレイラーにワイヤーを通す前に終了とは思いませんでした。
そして苦労して通したワイヤーを抜いてSTIレバーを外しました。

 

ネットで検索するとSTIの故障は内部のグリスの固着によるものが多いそうです。
長い期間ノーメンテで使い続けるとそうなることがあるとか。
グリスの固着なら溶かせばいいのでワンチャンあるかも。
次点で回転する金属部品の爪の破損とのこと。
その場合は諦めるしかなさそう。

 

どうせなら新しいSTIを買おうか!

と思ったものの存外に高い。
ST-5800は廃版でなので、105だとST-7000ですが左右セットで2万円以上します。
なら3万円弱で買えるアルテのほうがお得感まであります。
いや無い。断じてない。正気に戻りました。
直る可能性があるならもうちょっと粘ろうと思います。

 

取り合えずバラせるところまでばらしました。
レバーの回転軸部分の下側を露出させることができました。
見た感じでは破損や脱落した部品はなさそう。
この状態では問題なく動いてくれてますし。


だとすればどこかに固着か古いグリスが詰まってるのかな。
この状態なら直接パーツクリーナーを吹き付けられます。
ラチェット解除した時に回転軸を戻すゼンマイバネを重点的に狙いましょうか。


さぁて、あとは根気の作業です。

 

回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。

回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。
回転軸にパーツクリーナーを吹く。
ガチャガチャレバー操作する。

 

……1時間くらい続けました。


指先と右肩が痛いです。
これで直らなかったら泣くぞ。

 

しかし苦労の対価は確かにありました。
最初に比べると驚くほどなめらかです。
引きも軽いし、解除の時もちゃきちゃき戻ります。
ワイヤーを張れば動いてくれるんじゃなかろうか?

淡い期待を懐きながら早速ハンドルに取り付けました。
古いワイヤーで試したところ無事稼働。

 

いやっほぅ!

 

何度か試しましたが問題なく動いていました。
そうなると原因は古いグリスの内部固着だったのかも。
その結果、ゼンマイばねが戻れなくなってしまったのかなと。
ワイヤーが張られていた時はその引っ張りテンションで無理やり動いていたのでしょう。

 

根拠は無いですが、もう大丈夫そうです。
一度外して回転軸にスプレーグリスを噴きました。
余分な油をふき取って再設置。
これにて一件落着です。

 

本体がバラバラのままですが、STIが直ったことで心は晴れやかです。
右のSTIレバーも同じように洗浄しようかと思います。

きっと同じような状態なのだろうと思います。

 

今週の土曜日にはメンテを完了させたい。
これ以上のトラブルが無ければ終わるはずなのですが。
予想外のことって、予想外に起こるから、予想外なんですよね(トオイメ 

荒川の花

荒川の花(2021.5.8.SAT)

 

桜と芝桜には乗り遅れましたがまだまだ咲いています。

 

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菜の花畑

榎本牧場の裏道はまだ菜の花が満開です。

開花が遅い種類なのかな?

まとまって咲いていると鮮やかですね。

 

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シロツメクサ

シロツメクサの 花が咲いたら さあ行こう ラスカル♪

畑の味方、シロツメクサ(クローバー)です。

土手がこんなに満開になるなんて知りませんでした。

去年の春は走れませんでしたので。

 

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ヒルザキツキミソウ

小松川の先には白っぽいピンクの花が咲いていました。

調べたところ、ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)と言うそうです。

普段は草しか無い場所が花だらけだったので驚きました。

 

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ピンクの花

場所によっては花畑になっていました。

他にもいろいろ咲いていますね。

春は華やかでいいわー。

奥多摩湖の振り返り

奥多摩湖の振り返り(2021,5,8,FRI)

 

【脚の疲労
間の抜けたことに、荒川峠のアウターチャレンジの疲労が脚に残ってました。
次の日に疲れに気づいて回復に努めましたが全快とはならず。
出発の時点で80%くらいのコンディションでした。
そのため最初から徹底して低負荷なペダリングでした。

 

・できる限り止まらない
・なるべくブレーキをかけない
・こぎ出しで踏み込まない。

 

結果、ロードバイクにあるまじき速度でちんたら走ってました。
最初の一時間は。20~25キロくらい。
脚が温まってきたら25~30キロくらい。

 

結果として余力を残して完走できました。
11時間で140キロ、平均時速13キロ程度なので楽ちんですわ。
これが流行りの長距離ゆるぽたです。(流行ってない)


国道411号青梅線
411号は多摩川上流の左岸です。
上ったり下ったりを繰り返す旧道らしい山沿いルートです。
路肩の向こうは絶景と恐怖が同居する崖沿いの道。

 

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奥多摩大橋から見下ろす

上の写真の左側の斜面が411号です。

視線をやると体ごと持っていかれそうな視覚吸引力があります。
チラ見だけして、視線を前方に引き戻します。

 

青梅からはそこそこ交通量がありました。
路肩が狭い二車線道路なので車の往来が連続するとストレス。
もちろん車側も同じように思っていることでしょう。

 

全般的に勾配は緩いので楽々上れます。
最後だけはそこそこの斜度がありましたが、それでも10%くらい?
車とトンネルさえなければ初心者向には最適のルートでしょう。
車とトンネルさえなければ……です。

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奥多摩大橋

【トンネル地獄】
後半(鳩ノ巣より先)はトンネルの連続。
車やバイクの走行音が反響しまくって轟音に包まれます。
そのせいで後方車両との相対位置が音では全然わからない。
特にカーブしている長いトンネルが嫌でした。
トンネルの前後がカーブしていて視界が悪いことも多い印象。
交通量が多い日には走りたくないですね。

 

そしてこの日はマウンテンバイクも多かった。
上り切れずに押し歩きしている人を多く見かけました。
トンネル内で追い越すのが何気に怖いです。
上の駐車場に止まっている自転車の半分はマウンテンバイクでした。


「山を走るならマウンテンバイク」
そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
舗装路された山道を上るには向いてないですね……。

 

奥多摩湖
奥多摩湖
正式名称は小河内貯水池だそうで。
奥多摩湖周辺の観光施設は軒並み閉鎖していたようです。
本来ならもっと観光客が多いのでしょうね。

 

奥多摩湖の先】
411号の先は山梨県まで続いています。
丹波山(たばやま)までは平坦で10キロくらいとのこと。
さらに5キロくらい進むと花魁渕(おいらんぶち)。
そこからさらに5キロくらいで柳沢峠。
柳沢峠をひたすら下れば甲州市から山梨市へ通じます。
ここまで行ってしまったら自走で日帰りはしたくないですね。

 

奥多摩湖→古里】
上り下りともに時速30キロ制限です。
下りは30キロで走れるので余裕です。
ただ30キロで下っていてもバイクや車に追い抜かれます。
解せぬ。

 

都道45号奥多摩青梅線
45号は多摩川の右岸ルートです。
帰りは古里のセブンから45号を使って下りました。
45号はわりと最近完成したバイパス道路だそうです。
411号より急カーブが少なく雰囲気が違う感じです。
無駄な上り返しもなく疲れた脚に優しい道でした。
そのせいか自動車も45号のほうが多いそうです。

 

多摩湖
帰りしなに多摩湖によりました。
山の上はどんよりしていたのですが、下界は良く晴れています。
多摩湖くらいキラキラの奥多摩湖を見たかったですね。


【総評】
車とトンネルがなければ最高だった!

road to 奥多摩湖

road to 奥多摩湖 (2021.5.3.MON)

 

例のアンカー君と奥多摩へ行くことになりました。

新青梅街道を越えて奥多摩を目指します。

丹波山まで行ければいいなといった感じです。

 

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スタート地点

まずは成増から青梅街道をめざします。

笹目通りから富士街道へ抜けて新青梅街道ですね。

そこでアンカー君と合流し、一路西へ進みます。

 

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車は少なめ

全体的に車は少なめでした。

走りやすかったです。

 

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瑞穂町

瑞穂町辺りまでくると向こうに山がはっきり見えるようになります。

このセブンで補給と休憩をしました。

 

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青梅駅の手前の公園

青梅の市街地に入ると道が不慣れな道になります。

グーグルマップで確認するために公園で停車。

ロードバイクが何台も走っていったので、ついていくと無事に青梅駅に到着しました。

 

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山道が始まる

青梅駅をすぎると山道って感じになります。

とはいえ坂はたいしたこともなく、何故か下りが多かったりします。

登り返しが憂鬱ですね……。

 

上り下りを繰り返しながら進みます。

キツイ勾配はないです。

峠道というよりも長い坂ですね。

ゆっくり進む分には足へのダメージは皆無です。

初心者にもおすすめされていた理由がわかりました。

ただ、車が多いので要注意ですね。

 

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崖下には見事な藤の大木

 

勾配はたいしたことないのですが左側の崖がえげつないです。

高所恐怖症の人は無理なんじゃないかってくらいの落差があります。

うっかり落ちたら絶対に助からない高さです。

絶景に吸い込まれそうで怖かったです。

道すがら見事な藤の大木が何本もありました。

 

このあたりでアンカー君が脱落。

25tの漢ギアの限界のようでした。

少し手前のセブンで休憩してもらって奥多摩湖を目指します。

 

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放水のない奥多摩

最後だけはそこそこの斜度がありました。

でも余力があったので問題なくのぼりきれました。

ここがダムの正面になりますが、さすがに放水は無し。

柵の向こうはなかなかの落差。

うっかりスマホ落とさないように気をつけないと。

 

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進入禁止

放水口のすぐ上が駐車場でした。

奥多摩湖の湖畔への周遊路は通行止めになっています。

自転車も駄目なようで、皆さん歩道の行き止まりに停めてました。

 

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歩道を上る

反対側の歩道から奥多摩湖へ歩いていけるようです。

前の写真の進入禁止の白いゲートを反対側から見下ろせました。

 

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奥多摩湖

ここにCAAD12をおいて写真撮りたかったデス。

水面の左奥は放水口の反対側ですね。

 

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謎の足ツボゾーン

奥多摩湖の写真パネルと謎の足ツボがいっぱい。

歩いて上った人を労るためでしょうか??

 

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藤棚

立派な藤棚です。

この辺りは藤の木が多いですね。

 

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水と緑のふれあい館

人の出入りがないのでたぶん閉館しているのでしょう。

あえて入ってみたいとは思いませんでしたが。

 

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記念写真

丁度いいランドマークがここしかなく。

湖畔まで持ち込めればよかったのですが残念。

 

一通り見れたので北路を引き返します。

古里のセブンまで戻ってアンカー君と再度合流。

少し休憩してから帰還となりました。

 

行きは411号で上ったのですが、帰りは45号を下ってみることに。

意外なことに45号は無駄な上り返しがありません。

下るだけなのでとても楽でした。

その後は道に流されながら東を目指します。

 

ちょっとルートを変えて多摩湖に立ち寄りました。

 

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よく晴れた

快晴なら左側に富士山が見えるそうです。

今日は雨は降りませんでしたが雲が多かったです。

ライド日和だったので文句はありませんけれどね。

 

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往復140キロ

06:00出発して、17:00に帰宅。
走行距離はピッタリ140キロでした。

久しぶりにガッツリ走れました。

体力も余力があるし、右肘も保ってくれたので良かったです。

この調子で夏本番までに何本かロングライドしたいところです。