やらかした再圧入など
やらかした再圧入などについて (2020.06.01.MON)
自戒の意味を込めて記録を残します。
やらかした時のベアリングローター再圧入の詳細です。
まず何が悪かったかというと、自作の工具です。
いつぞやの砕けた木の棒と同じ角材からできています。
こいつで押し出したのですが、ちょっと押し出したところで砕けました。
いけると思ったのですが、BB30Aテラカタス。
結局、金属じゃないとダメってことです。
で、次の勘違いが最大の失敗。
この時の私は「元の位置にまで再圧入せな」と考えてました。
おそらくは元の位置から全く動いていなかったのに……です。
そこで使ったのこの圧入工具。
安価で超シンプルな工具です。
しかしシンプルすぎることで問題が発生。
BB30Aは内側にまで圧入しないといけないのですが、面が平らすぎで押し込めない。
うーん。
40mm径で平らな金属製のリングがあれば丁度内側にはまって押し込めるのですが。
そんな都合のいいものがたまたま家にある訳が……あった。
良さそうに見えたので、さっそく組み合わせてみる。
ほぼぴったしカンカン
シンデレラフィットとはこのこと。
逆境の中で少しばかり上手くいくと、私ごときは容易に浮かれるわけで。
そんな慢心が大きな失敗のきっかけとなるわけです。
ここからは詳細に記録する必要もなレベルの顛末。
→これくらいか?
→もっとか?
→ん、おかしいぞ?
←ベアリングがギョリギョリしゅる~
←やっちまったな!
過大な負荷を受けたベアリングは明らかに圧潰しました。
内側からサークリップを見た感じでは異常はなさそうです。
なのでBB自体にはダメージが発生していないと思われます。
ベアリングローターが圧潰してくれたおかげもあるでしょう。
構造からしてBBはそこそこ強度がある想像します。
いつも壊して理解する要領の悪いワタシデス。はぁ。
交換予定の部品だったので損失は無いのですが……。
さりとて、このままクランクを戻して走る気にもなれません。
しっかりした工具を入手するまではこのままホールドです。
高くても良い工具を使うべきという当たり前の教訓でした。
ベアリングを外したらBB内部も要チェックですね。