駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

ハンドル周りをグリスアップしました

ハンドル周りをグリスアップしました。(2020.6.13.SAT)

 

今日は走りたかったのですが一日中雨です。

予報によると明日も一日中雨のようです。

梅雨シーズン突入のようでどうにもなりませんね。

仕方ないのでメンテです。

いずれ手をつけようと思っていたハンドル周りです。

 

何故いずれなのかというと、メンテスタンドが無いからです。

メンテスタンドなしにハンドル周りをいじるのは苦労します。

 

・ケーブルのみで不安定にぶら下がるハンドル

・フレームから解き放たれたフリーダムなフォーク

・支えるものを失ったフレームの前部

 

これらを何かしらで支えながら作業しないといけない。

何か作ったりメンテしていると腕が四本欲しいって思います。

 

という訳で最終手段です。

 

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脚立だよ!

できれば使いたくなかった脚立先生のお出ましです。

いつもの後輪スタンドと高さはほぼ変わりませんが安定性が段違いです。

準備ができたので始めましょうか。

 

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外す時は反時計回り

普通のボルトは、時計回りに締め、反時計回りに緩めます。

自転車はちょっと特殊で回転する部分のボルトは、回転運動エネルギで緩むのを防ぐため逆ネジになっている箇所があります。

メーカーや車種でも違ったりするので要注意ですね。

 

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はずれた

トップキャップを外すとプレッシャーアンカーが見えます。

ハンドルとスペーサを抜いていきます。

 

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ずずっと抜きます

ずずっと引っ張ると、フォークが抜けました。

ハンドルがぶらぶらしていて邪魔です。

 

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ベアリングと富士山スペーサー

上には富士山みたいなスペーサーとベアリングローター。

下にはベアリングローターのみでした。

汚れを拭き取っているうちにパーツが分割しました。

 

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パーツ増殖

富士山スペーサーの下側には平たいゴムリングが緩衝として入っていました。

ベアリングローターにはプラスチックのリングが内側にはまっていました。

これはフォークとベアリングの位置決めをする、センタリングアジャスターとのことでした。

ベアリングは問題なく回っているのでシールドを開けてのグリスアップはやめておきます。

パーツクリーナを吹いたウェスで注意深く汚れを拭き取って終わり。

 

ヘッドチューブの内側も綺麗にします。

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ヘッドチューブ上側

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ヘッドチューブ下側

 

フォークの汚れも取っておきます。

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カーボンですね

CAAD12のフォークはカーボンです。

下ベアリングの受け側がカーボン柄ですね。

とても軽いです。

 

洗浄が終わったので各部をグリスアップ。

 

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上側です

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再装填

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フォークも準備完了

ハンドルを肘あたりに引っかけ、右手でフレーム、左手にフォークを掴みながら差し込んでいきます。

角度を自由に固定できるメンテスタンドがあればずっと楽でしょうね。

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よし入った

無事に入りました。

入ったのですが、違和感。

隙間が大きいような気がしてならない……。

 

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気になる隙間

 組み合わせミスかと思いましたが問題は無いようでした。

ベアリングも奥までしっかり入っています。

何だろう……。

 

組み付ける角度によるかもしれないので、バイクをひっくり返してトライ。 

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もう、どうにでもして

写真で見ると……いっそう背徳的な印象。

それは置いといて、この角度だとフォークのみに集中して観察できます。

  

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逆向きの接合部

狭くなったように見えますが、フォーク軸の角度がブレているだけです。

いろいろ試してみましたらが、やっぱり隙間が空いている状態で、しっかりとベアリングがはまっていいます。

ということは、もともとこれくらいの隙間があったのか……。

 

作業前の写真を撮っておけばよかった。

次回からはそうしましょう。

 

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すっきりしない完了

最終的には、かなり微妙な幅となりました。

もう少し隙間がなかったような気がするのですが、真実がわかりません。

 

 

ネットで画像を探していみると同型の画像がありました。

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同型の比較写真

記憶よりもずっと隙間が広かったです。

つまり思い違いで苦労したということでしょうかね。

正しく組めているなら、無駄な作業でも一向にかまわないですが。

 

今回は作業工程もパーツ数少ないうえ、どうやってもあれ以上の事ができるようには思えないので、おそらく大丈夫なのでしょう。

正解がわからないと終わりにたどり着けないと痛感しました。

すっきりしないのは止まない雨のせいとして今日の作業はこれまでとします。