CAAD12で輪行の準備です
CAAD12で輪行の準備です。(2020.6.21.SUN)
日曜日にCAAD12で輪行袋の予行演習をしました。
サイズ的に輪行袋に入らないとは考えにくいのですが、やってみないとわからない事もありますので念の為です。
というのも来月に会社の方と一緒にロングライドの予定がありまして、準備不足は避けたいところです。
せっかくなので記録に残します。
その前に……。
輪行(りんこう)とは
公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して、自転車を運ぶこと。サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。公共交通機関を利用しない自走以外の移動(例えば自家用車積載)は輪行とは呼ばない。(wikipediaより)
許可条件
・自転車の分解(折りたたむ。ホイールを外す。走行可能な状態ではダメ)
・乗員による持ち込み。(鉄道利用時に自転車の乗員に限り許される)
・専用の袋に収納する。
自転車は丈夫な袋に入れれば電車で運んでもイイヨ! ってことですね。
他にも運行会社ごとに規定が違ったりします。
興味のある方はこちらで予習して頂ければと思います。
私もここで教えてもらった通りにしているだけです。
ここからは本当に備忘録です。
私の輪行袋はこれです。
他にもいくつか種類がありますが、どう違うのかはよく知りません。
もう一台クロスバイク(cannondale Badboy fatty)を持っているのですが、Lサイズのため入りません。大きすぎる自転車にはダメですね。
平らに広げる必要はないです。
バラした自転車を置きやすいように内側をむき出しにします。
バナナの皮を向くように外巻きにします。
そうしておくと、自転車をしまいやすくなるのです。
縦型輪行袋なので、サドル位置と変速ギア位置がプリントされています。
ここに置くとちょうどぴったりに収納することが出来ます。
つぎに自転車をバラしていきます。
後輪を外しやすくするため、ギアはアウタートップに入れます。
フロントとリアのブレーキのクイックはこの時点で開放しておきます。
最初に後輪を外し、軽くなったところで、フレームをひっくり返します。
後輪は壁に立てましょう。
地面に平置きしてうっかり踏んだり踏まれたりするのは悲劇でしかないです。
両輪がはずれたのでエンド金具の準備をします。
エンド金具とは、輪行袋に収納する際に自転車のフレームとリアディレイラー(変速機)を保護してくれるツールです。
エンド金具自体はどちらも同じ品物です。下のエンド金具には5mmのスペーサーが付いていて、クロスバイクの輪行にも対応できるようにあっています。
エンド金具はオーストリッチ一択だそうです。
クイックリリースはホイールから抜いたものを使います。
真ん中の部品は付属のクイックリリース用の台座なので使いません。
これをそのままリアエンドにセットするとこうなります。
これでもいいのですが、チェーンが遊んでしますので一工夫。
クイックの内側にチェーンを通すとペダルを回しても引っかからなくなります。
ペダル位置を自由に調整できるので位置決めしやすいです。
この時点で、ギアーはローいっぱいに寄せます。
こうすることで倒れた時にリアディレイラーへのダメージを減らせます。
フロントはアウターのままで大丈夫です。
インナーに入れるとアウターチェーンリングのとげとげが牙を剥きます。
体に当たると痛いし、最悪袋に穴が開いてしまう可能性があります。
エンド金具は強めにしっかり締め付けます。
これがヘタれると、エンド・ハンガー・リアディレイラー破損につながります。
立てる時はシート側を先に地面についてから、エンド金具をそっと立てます。
エンド金具から置くとヘタれる可能性が増えます。
ハンドルはノンドライブ側に倒します。
重量的にその方がバランスが取れるので安定します。
何でもいいのでスプロケットを覆いましょう。油で汚れるし、ギアが凶悪なので。
コンビニの袋でも、新聞紙でもいいです。
わたしはセリアのドアノブカバーをつけています。
タイヤはハの字にぴったりと立て掛けます。
傷が気になる方はフレームに保護シートを巻いて養生してください。
私はダイソーの雑巾を巻いています。
必ずフレームとタイヤを巻き込んで3箇所をバンドで留めます。
1)フレームとタイヤを一番上で留める。
2)シート裏とタイヤで留める。
3)チェーンステーとタイヤで留める。
先ずは仮留めして、場所が決まったら本締めします。
どこかを一気に締めるとバランスが悪くなるので注意。
うまく留まるとフレームとタイヤが一体化するので、安定感がでます。
最初に用意した輪行袋の内側に置きます。
もし持ち上げた時点でグラグラするようなら失敗なので締め直しです。
このまま袋詰したいところですが、その前にストラップをつけます。
輪行袋用の肩掛けストラップをBBにかけます。
そのまま上のほうにピンと伸ばして引っかけておきます。
輪行袋をズズッとかぶせます。
これくらいになったら肩掛けストラップを外側に出します。
輪行袋のエンド金具側に穴があるのでそこから通します。
ストラップを外に通したら遊びがなくなるように引っ張ります。
ピンと引っ張ったストラップは、フォークエンドに引っ掛けてから、ステムに引っかけます。
これがジャストな長さです。
このまま緩めずにベルトのストッパーに通します。
短いような気もするのですが、肩にかけると丁度いい長さです。
あとは全体を輪行袋で覆えば完成です。
一部でも袋からはみ出していてはいけません。
という訳で完成です。
初めてではないのでさほど苦労はしませんでした。
サイズ的にも問題なく収まってくれたので良かったです。
元に戻すのは簡単です。
組み付けるほうが簡単ですからね。
注意が必要なのは、ブレーキのクイックを開放したまま忘れてしまうことくらいでしょうか……。
こうして、road to 道志の準備は着々とすすむのであった。