乙女ギア装着 + ZONDA C17 シマノフリー脱着方法
乙女ギア装着+ZONDA C17 シマノフリー脱着方法(2020.8.8.SAT)
ついに乙女ギアが届きました!
届きましたるは11-30t、105のスプロケットセットです。
写真だと分かりづらいですが、右が30tです。
実物を見ると一回り大きいのが見て取れます。
プラスチックの芯が入っていました。
取り外したスプロケットも綺麗に保管できそうです。
11-28tを抜きました。
久しぶりにフリーボディと再会です。
過去ログを見ると前回の作業は6月7日。
おおよそ2ヶ月前ですね。
せっかくなので状態チェックがてら外してみましょう。
そんなに汚れてないかなーと思ったのは甘かった。
2ヶ月程度でもこんなに黒くなるんですね。
最初に開けた時の世紀末大汚染には遠く及びませんけど。
黒く汚れていはいるものの、回転が渋いわけでもなく異音もありません。
これなら半年くらいは放置しても大丈夫じゃないかなー、たぶん。
せっかくなので今回は掃除してグリスアップします。
カンパニョーロのゾンダ、シマノフリーです。
最初これのバラシ方が検索できなくて困りました。
結局、ばらして仕組みを理解したのですが……。
それほど難しい機構ではなくてよかったです。
輪っか状のスプリングがぐるりと溝にかかっています。
端っこがどこかにあるので、爪楊枝等で引っ掛けて持ち上げます。
そのまま爪楊枝で外周をなぞるように、スプリングを外していきます。
力を入れすぎて曲がってしまうと再使用できなくなるので注意。
両手で作業すれば簡単です。
一周すればフリーから外れます。
フリーに引っかかる部分は90度折れ曲がっているので、注意して抜きます。力を入れなくても外れるので、慌てないように作業します。
外れたら各パーツを洗浄します。
きれいになりました。
グリスを塗っていきます。
前はあふれるほど大量にグリスを塗りましたが、どのみち溢れます。
必要最低限で順分だったと感じました。
今回はそうしました。
今度はスプリングをハメるのですが、横にある穴にスプリングの端の角の先端が上になるように差し込みます。
この状態でスプリングの下側を持ち、少し広げながら、時計回りにフリーボディにかけていきます。
引っ張りすぎるて伸びると、スプリングが機能しなくなります。
それほど難しくはないですが力加減は重要。
スプリングの端っこが、爪にかかれば完成です。
適切な位置にセットできていれば、3つの爪がピンと立ちます。
すべての爪を何度か押して確認します。
問題ないようです。
フリーの受け側も掃除してからグリスアップしました。
こちらも開けた時に残っていた程度の量のグリスとしました。
多分それくらいが最適値なのだと思われます。
ついでにフリボディの内側にはブレーキプロテクターを塗ります。
これはきっといい。たぶんいい。
清掃とグリスアップが終わったので元に戻します。
前回一番苦労したポイントのフリーボディ脱着です。
軸側とボディ側におむすび型の切り欠きがあります。
この位置をあわせればスルリと脱着できるのです。
これを知らなかったために初回は大苦戦したわけですね。
知ってさえいれば簡単な作業です。
まずはアーレンキーで軸を固定します。
そうしたらフリーボディを押し込みながら回します。
おむすび型の切り欠きがガチンコしたところでスルリとハマります。
抜くときも同じで、引っ張りながら回しせばいいのです。
たったこれだけのことでした。
根気よくゆすりと抜けるとかアバウトな内容を参考にしたのが敗因でした。
最後のひと押しは、爪をたたみながら行います。
これも力ずくでやると壊れてしまうかもしれないポイントです。
さぁて、これで準備完了!
いきますよ。
乙女ギア装着完了!
そんなにも立ちませんが、ちょっと大きい感じはしますね。
新品なのでキラッキラです。
ギアの新品感がエゲツない。
だが乙女もいずれ汚れていくのですよ。へっへっへ。
もともとチェーンがダルダルに長かったのでちょうど良い感じです。
リアディレイラーを調整し終えたら11-28tと変わらない変速ですね。
今のところ違和感や干渉は無いように感じます。
いいんじゃない?
ちょっと長くなったので試走結果は次回以降にでも。