荒川の左岸を下って鉄下駄を取りに行きました
荒川の左岸を下って鉄下駄を取りに行きました。(2020.12.13.SUN)
以前から鉄下駄が欲しかったのですが、ジモティで4,000円ペアの出品がありました。
鉄下駄とは
ミドルグレード以下の完成車についている低グレードのホイール。
例外なく重いのでそう呼ばれているそうな。
問い合わせたところ譲って頂けることになりました。
指定の取引場所は五反野駅。
荒川を挟んで墨田水門の反対側辺り。
つまり荒川の左岸です。
去年の晦日に突風の荒川峠を上ったのですが、その時に左岸を通りました。
微妙に遠回りなのもあり左岸はそれきりとなっていました。
せっかくなのでこの機会に通ってみようと思いました。
右岸ならそのままスッと入れるのですが、左岸だと橋を越えないといけません。
これがまた微妙に面倒です。
荒川の橋は例外無く長いので安全に通れる広い歩道の有無が重要。
そして大きな橋の歩道に入るルートはだいたいスッと入れない。
とりあえず笹目橋の下流側の歩道をわたります。
大変なルートでもないのですが、面倒に思ってしまう精神的な障壁ですね。
渡ってしまえばこっちのもの。
あとはもう走るだけです。
いつもと同じ荒川なのに景色が違うので新鮮ですね。
左岸は川が近い場所がいくつかあります。
右岸にはこんな川沿いリバーサイドは無いですね。
不思議と荒川上流っぽい道があります。
右岸は二車線文の舗装路がずっと続いていますが、左岸は普通の遊歩道(サイクリングロード)の趣があります。
分岐が多く、途中で途切れたり、蛇行したりが頻発します。
強制的に土手上に上る部分もあり、バラエティー豊かです。
あとループ式の車止めがやたら多い。
これは右岸にもありますが、バータイプの車止め(メタルクワガタ)も併設されているので通らなくて済みます。
時計回りのこれが通りづらい。
他の人はヒョイヒョイ抜けていくので慣れの問題かもしれませんが。
右クリートを外さずに回ろうとして右側にバランスを崩しました。
転ばずに済みましたが、ヒヤッとしました。
時計回りは右クリートを外すのが正解なのかな?
うーん、慣れるのに時間が必要かな。
歩行者もロードバイクも、左岸は右岸の半分もないかも。
ルートとしては右岸のほうが走りやすいですね。
とはいえ人の少ない左岸もいいなと思いました。
そんなうちに千住新橋を通過。
土手を出て五反野に到着です。
早く着いてしまったのですが、すぐに来て頂けたのですんなりと取引完了となりました。ありがとうございます。
この一週間、どうやってホイール2本を持って帰るか考えていました。
こんな私ですが、陸海空の国際輸送のプロなのです。
何とかして自力で持ち帰る方法を考えたい。
そして完成した梱包がこれです。
ハブ間に緩衝材をはさみ、シャフトと外周4箇所を紐で結びます。
紐は強く結びすぎず適度なテンションが保てるように工夫。
これだけでシッカリと決まります。
片方のリムを持ってもシッカリと保持してくれます。
予想通りの強度が出て良かったと安堵。
さて輸送をどうするかというと
気合と根性でナップサックに固定します。
軸が本体に当たって安定してくれれば大丈夫(のはず)。
さて思考実験だけでここまできたのであとは本番一発です。
どうにもならなければ輪行で涙の帰投です。
さて、行きましょう。
すこし走ってみた感じでは……あ、うん、行ける感じ。
ただちょっとブレるかな。
停まって紐を追加します。
トライアントエラー。改善は必然。
また走り出します。
うん、良いんじゃないかな?
というか、思った以上に普通に走れました。
走れるのですが、奇異な目で見られますね……。
まあ鉄下駄で走る人はいても、鉄下駄を背負って走る人はそういないでしょうから。
変形してロボになりそうなシルエットです。
こんな状態でも時速30キロくらいで進めるので素晴らしい輸送が出来たと自負しております。
その後は道中問題もなく無事帰宅出来ました。
ハブを開けてみたのですが、ベアリングもグリスも綺麗でした。
回転が渋かったので、玉当たり調整だけしました。
去年買ったまま出番のなかったチューブに使い古しのGP4000SⅡを履かせました。
11-28tのスプロケが余っているのでそれを付け足します。
クイックはゾンダについていたカンパクイックです。
あまり物で予備ホイールが完成しました。
昼過ぎに帰宅して、作業は15:00頃に完了しました。
2時間位走れるかな?
ということで行ってきます!