駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

落車して骨折した話

落車して骨折した話(2021.3.20.SAT)
 
3月20日土曜日の14:30頃。

走行中に落車して右肘頭を骨折しました。
場所は入間大橋の西側です。

川越聖地霊園から荒川右岸に向かい入間大橋に差し掛かる前でした。

 

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現場

 

この辺りは路面状況が良好なので警戒心もないままスピードが出てたように記憶しています。
先の入間大橋を見ていると突然ドンと大きな衝撃に襲われ、気づいたら倒れていました。
衝撃でハンドルを放してしまったようで、前傾姿勢のままアスファルトにダイブした格好です。
無意識に右肘を前に突き出して頭を庇っていました。

体中あちこち痛いのですが、特に右肘が酷かったです。
衝撃を受けた直後って痛すぎて呼吸困難になりますよね。
動きたいのですが起き上がれません。

 

「大丈夫ですか!?」
すぐに対向車線の車が止まってくれて声をかけてくれました。

 

「歩道側まで動けます!?」

近くを走っていたローバイクの方がCAAD12を歩道に動かしてくれました。

 

「ありがとうございます」
お礼を言いながら這うように歩道に退避しまました。


数分は壁に寄りかかって座っているだけで精いっぱいでした。

意識して深く呼吸しないとホワイトアウトしそうなくらいしんどかったす。
右肘を触ると骨と骨の間に隙間があったので脱臼したのかと思いました。

 

「救急車呼びましょうか?」
この怪我で自宅から50キロも離れた場所からの帰宅は困難と思い、救急車を呼んでもらうことにしました。
ありがたいことにCAAD12は江田養鶏場さんに預かって頂けました。

時間の感覚がかなり曖昧ですが、たぶん10分くらいで救急車が到着しました。

乗車する前に声をかけてくれた方々にお礼を言いました。
あの時、助けて頂いた人たちには心から深謝いたします。
本当にありがとうございました。

 

救急車に乗った後に怪我の状況の問診がありました。
少ししたら警察もいらして転倒時の状況を尋ねられました。
一通りの確認が終わり事件性がないことがわかると救急車が出発し、川越駅近くの病院まで救急搬送してもらえました。

 

病院でレントゲンを撮った結果、右肘頭がバッキリ折れていることがわかりました。

脱臼だと思っていた部分は骨折して分離した右肘頭にふれていたようです。

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右肘頭骨折

ここは上腕三頭筋がつながる力のかかる部分のため、手術しないとつながらない可能性が高いとのこと。
肘の端っこが一か所折れているだけなので難しい手術ではないようです。

とはいえ手術かぁ……。

痛む右手をぐるぐる固定してもらった後に病院を出ました。

 

道を尋ねて歩くと川越駅まで10分くらいでした。
おとなしく電車に乗って成増まで帰りました。
実家(自宅から徒歩10分)によって事故を説明してから、帰宅。
これでしばらくは自転車に乗れません。
それどころか右手が使えません。

やれやれです。


次の日。
川越まで昨日の病院にお金を払いに行くのと、CAAD12を回収します。
電車で行ってタクシーで回収しようかと思ったのですが、父が車を出してくれました。
まずは病院で支払いを済ませます。

救急外来は高いですね……。

 

その後で菓子折りを持参して江田養鶏場さんに伺いました。

江田養鶏場さんは黄身の色が濃いおいしい卵で有名です。
墓参りの際にはいつも近くの物産展で買っていました。
現場近くでCAAD12を一晩預かって頂けたので本当に助かりました。
川越に残してきた問題はこれで解消できました。

 

一通り終わった後で転倒した場所に行ってみました。
現場検証というほどでもないですが現地の確認です。
如何にして転倒に至ったかを自分的に納得するためです。

 

 

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落車現場

場所は見渡しのいい一本道。
自分的には白線の内側(白線の右側)を走っているつもりでした。
道の先の入間大橋に視線を送った矢先の衝撃でした。

 

現場を見ると白線の車道側は路面状態が良く問題はなさそうです。
衝撃が発生しそうな要因は見つけられません。

 

一方で白線の路肩帯には小さな段差があります。
左側にある民家から公道につながる接道部分ですね。
衝撃が発生しそうな要因はここしか見当たりませんでした。

 

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小さな段差

段差? ってくらいの段差です。
20キロ以下なら何の問題もない程度の凸凹かと思います。

この程度の段差であんな衝撃になるのか不思議には思います。

ただしスピードが出ていれば十分な脅威なのかもしれません。
そこから推理する状況は下記の通り。


・白線の車道側を走っていたつもりだった。
・前方の入間大橋に気を取られたことで路肩側に進路がそれた。
・進路上に段差が現れた意識は全くなかった。
・スピードが出たまま段差に乗り上げて衝撃を受けた。
・不意の衝撃によりハンドルを放れてしまった。
・そのまま前のめりに転倒した。


白線からそれていなければ、スピードが出ていなければ、ハンドルを放さなければ。
……結果は違ったかもしれません。
逆に考えると、この3つに気を付ければ安全に走行できたはずです。
当たり前すぎていまさら何? ってレベルの話ですが。
理屈や理解はできるのに、体感と実践はムズかしいものですね。

この痛い教訓は今後の糧となるでしょう。

……たぶん。

 

あの段差であんな大きな衝撃になるのかと疑問もあります。

ひょっとしたら何かの異物に乗り上げた可能性もあります。

翌日には何もなかったので想像の域をでませんが。

もう一度あの場所を走ってみればわかることもあるでしょう。


落ち着いた気持ちで現場を見直すとちょっと怖いことに気づきました。
段差の向こうにガードレールのコンクリートブロックがあります。
このブロックのすぐ近くに倒れた記憶があります。

 

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埼玉ではよく見るガードレール


ちょっと角度が悪ければこのブロックに突っ込んだ可能性が。
平面ならまだしも、これに突っ込んだら骨粉砕までありそう。
そう思うと不幸中の幸いだったのかも知れません。
考えても答えが出るようなことではないですが。
去年鎖骨を骨折した時も似たような感じでしたが、最悪の状況を避けることはできていたようです。

 

骨折して満身創痍だけど粉砕骨折しなくてよかった!

今日も今日とてポリアンナよかった探しを忘れないのです。