駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

ちょいちょいメンテ

ちょいちょいメンテ  (2021.5.14.FRI)

 
週末は天気が良く無いようです。
しかもそのまま梅雨に突入する可能性すらあるそうで。
土曜日が気持ちよく走れるラストチャンスかもしれません。
そうなると早急にメンテを終わらせたいところ。
あまり時間がとれませんが帰宅後にちょいちょいメンテを進めました。

 

【ブレーキ】
簡単なところからまずは前後のブレーキを交換です。
105(BR-5800)からアルテグラ(BR-8000)に換装します。
これは本当に簡単でブレーキシューの調整のほうが時間がかかります。
STIレバーに問題が発生しなければ日曜日に終わらせたかったのですけどね。

 

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フロントブレーキ

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リアブレーキ

さっと作業を終わらせます。

ブレーキレバーを轢いてみるといい感じ。
105よりも明らかに引きが軽くて滑らかでした。

 

105は洗濯バサミのように『グアッ、グアッ』と動きます。
アルテグラはリムを包み込むように『ウニュ、ウニュ』って動きます。
文章では伝わらないと思いますが、実物を見ればわかってもらえるかと。
STIレバーは105のままですがブレーキの機構はアルテグラもほぼ同じなので問題なし。
これは実走でのブレーキフィーリングが楽しみですね。


【チェーン】
チェーンは日曜日に外したままでした。
せっかくなのでマジックリンで念入りに洗って表面の付着物は綺麗に落としました。
内側から溢れてくる細かい黒い汚れはスルー。
とめどなく湧き出るのでキリがないっス。

 

その後はCURE556をドバっと噴いて水置換します。
あらかた揮発するまで外に放置したらウェスでふきふき。
綺麗になったところでフレームに取り付けました。

 

【リアディレイラー
アルテグラ(RD-6800)のロングゲージのリアディレイラーです。
これは頂き物のため旧式で、最新(RD-8000)のシャドウタイプではありません。
取り付けてみると本当にアームが長いなって思います。
これもチェーンが入ったので調整します。

 

105(RD-5800)の感覚で調整したら引き代が全く足りませんでした。
それもギアが2枚分くらい足りない。
アジャスタボルトを回しきっても最果てのロー側に落ちない。
これは意外でした。


STIとの相性なのか、そもそも調整方法が違うのか。
でも引き量が足りないなら別途テンション稼げばいい話。

一旦ワイヤーを緩め、引っ張り気味にして締めなおします。
それでもまだ足りませんでしたがアジャスタボルトを回していくと足りました。
これでハイからロー、ローからハイまで往復してくれました。

RD-5800で30Tはサポート外だったので『動いてくれた感』がありました。
それに比べるとこれは30Tをサポートしているので最後まで無理なく変速してくれて気持ちいいです。

正しい動作確認ができたので、ハイアジャスタボルトとローアジャスタボルトを設定してから、もう一度調整しました。

RDはこれでOKでしょう。

たぶん。

 

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リアディレイラー

STIレバーのシフトチェンジはちょっぴり軽くなった感じ。
105でも必要十分に軽いですけどね。

 

RDがチェーンを変速させる動きはクイックになったような気がします。
105の時は、カチュ、カチュ、カチュとシフトしする感じでした。
アルテグラは、チャ、チャ、チャとシフトします。

文章では伝わらないと思(ry

特にロー側の3枚はシフト感もなく変わります。忍者か。
STIレバーは105のままなので違いが体感できるとは思いませんでした。


【フロントディレイラー
105(FD-5800)は調整が厄介でした。
普通にワイヤーを貼ると引き代が足りません。
そのため、ちょい押し込んで張り気味にワイヤーを締める必要がありました。
コツがわかるまでは調整が必要になる度に絶望しかなかったです。
そのコツを知らないと調整に非常に難儀します。
試行錯誤の末にたまたま合うのを待つという非生産的なことをしていました。
そもそもそれに耐えかねてアルテグラのFDを買ったくらいですから。

 

一方、アルテグラ(FD-8000)はマニュアルの通りに調整すれば完了です。
ワイヤーを張った後でワイヤーテンションを調整するアジャスターがあります。
しかも適切なテンションを合わせるための目印まである新設設計。
最後にアウターとインナー位置でチェーンが擦らないよう合わせるだけ。
この程度でもシフトチェンジしてくれるようになりました。

注意点は最初にワイヤーを締める時、かなり強めに引っ張らないといけないことくらいですかね。

 

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フロントディレイラー

(写真のシフトワイヤーのルートは直してありますのでご安心ください)

 

夜の作業だと目視の限界があってぴったんこな位置にまでもっていけません。
週末になったら明るい場所でぎりぎりまで詰めたい。

 

STIレバーのシフトチェンジが軽くなった感じはありません。
シフトワイヤーの巻き上げ機構は105とアルテグラで別物なので仕方ナス。
今まで通り使えれば問題は無いので贅沢は言いませぬ。
もし不要となったアルテグラSTIがあれば是非ご提供ください。

 

一方で変速は違いがありました。

インナーからアウターに引き上げる動作が明らかにクイックです。

105は、ガッチャンと上がりました。

アルテは、ガチャと上がってくれます。

一文字分早い。

文章では伝わらないと思(ry

 

聞いた噂たとデュラエースなどは、チャ、チャ、チャと全てが忍者のように変速するらしいです。

しかしあの価格はホビーライダーには辛い。

アルテグラでも贅沢なくらいなのに。

そりゃ、安く手に入るようであれば欲しいですけどね。

 

土曜日には走れる目処がついたので楽しみです。

こういう時は荒川CRって頼もしい。