荒川CR右岸全区間のルートと感想2021
荒川CR右岸全区間のルートと感想2021(2021.6.20.SUN)
一年半かかりましたが荒川CR右岸の全区間を踏破しました。
区間ごとに感想とルートを書き留めておこうかと思います。
【荒川河口~笹目橋】
新砂リバーステーションからスタート。
この区間は緊急河川敷道路として整備された二車線の道路です。
全面舗装路なので走りやすく、水飲場やトイレも多いので助かります。
歩行者が多いのですぐに停まれるスピードが求められます。
土手の内側の河川敷を通りますが、ロックゲート、隅田水門、岩淵水門は土手上に上がります。
分岐はありますが迷う程ではありません。
【笹目橋~秋葉瀬橋】
引き続き河川敷を進んでいきます。
埼玉県に入ると路面が荒れがちになります。
朝霞水門は土手上に上がって越えたらまた下ります。
笹目橋から朝霞水門までは土手上も快適です。
朝霞水門から上流側の土手上の道は武蔵野線の架橋で行き止り。
MTBなら土手の中腹を強行突破することも可能です。
【秋ヶ瀬橋~羽根倉橋】
秋ヶ瀬橋より上流側の河川敷は砂利道メインとなります。
秋ヶ瀬橋を越えてすぐのスロープで土手上に上がります。
土手に上がったあとは何の問題のない一本道です。
土手上のルートなので徐々に道幅が狭くなっていきます。
【羽根倉橋~(治水橋)~上江橋】
しばらく幅広の舗装路が続きますが治水橋の下流側の500メートルは砂利道です。
そして治水橋の上流側は土手上も土手下も深い砂利道になります。
MTBやグラベルバイクならまっすぐ上江橋までのグラベルを堪能できます。
ロードバイクは一般道に下りて土手横の側道を走ったほうが無難。
治水橋から上江橋までは道幅が狭い割に交通量が多いので気が滅入ります。
古谷八幡通りから川越聖地霊園まで迂回して入間大橋まで抜けるのもあり。
【上江橋~入間大橋/開平橋】
上江橋の下を一般道で潜って土手に戻ると入間サイクリングロードに入れます。
そこから進んだ先にある入間大橋を渡ると荒川サイクリングロードに復帰できます。
ちなみに入間川に架かるのが入間大橋で、荒川に架かるのが開平橋です。
2つの橋が直線で並んでいて、その中間を荒川サイクリングロードが通っています。
入間川と荒川の中洲にある本来のルートは2024年5月まで堤防工事のため通れません。
入間TT区間と呼ばれているようですが、再開が待ち遠しい素敵ルートです。
【入間大橋~太郎右衛門橋】
ここから先は道幅の狭い普通のサイクリングロードとなります。
対向自転車とすれ違う幅はありますが並走はやめて欲しいココロ。
荒川からは少し離れてしまいますが一本道なので迷うことはありません。
途中には左岸へのアクセス経路や休憩場所(ホンダエアポート)もあります。
太郎右衛門橋は信号が無いので渡る時は車に注意です。
【太郎右衛門橋~大芦橋】
比企サイ分岐点からさくら堤公園への抜ける道だけが難所。
最初は地図を見て迷わないように進みました。
桜堤公園へ渡る車道には信号が無いので車に注意。
桜堤公園を越えるといちごのガスタンクがあります。
再び荒川沿いのルートになり川幅日本一を越えていきます。
いちごのガスタンクから大芦橋までは一本道です。
【大芦橋~荒川大橋】
すぐ先に玉作水門があります。
そこから荒川大橋まで一本道です。
この区間は下流のような幅広で綺麗な舗装路となっています。
荒川大橋の手前で一般道に合流します。
【荒川大橋~押切橋】
一般道に合流したところで村岡の交差点に出ます。
そこから荒川大橋の方へ進むと荒川大橋の袂からサイクリングロードが再開します。
引き続き綺麗な舗装路で道幅も十分な広さがあります。
押切橋の手前まで続いていて最後は一般道に合流します。
そこが右岸の終端となります(赤矢印の場所)。
【総評】
全般的に走りやすい一本道が多い印象です。
道悪部分もありますがロードバイクで走れないほどではないです。
理想的な長距離サイクリングロードだと思います。
ただやはり、治水橋~上江橋~入間大橋の間が鬼門。
この区間は土手上ルートが開通した左岸のほうが走りやすいです。
あとは比企サイとの分岐点が若干わかりづらい程度でしょうか。
残念に感じるのは変化に乏しい景色でしょうか。
下流はほぼ土手下のため視界が開けません。
かといって上流側も変わり映えのない景色が続きます。
季節によっては名所的な場所がいくつかある程度。
左岸のほうが楽しめる景観が多いですね。
そんな荒川右岸ルートでした。