駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

BB30Aからベアリングを外しました

BB30Aからベアリングを外しました。(2020.6.1.MON)

 

ベアリングを外す工具が届きました。

 

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リムーバーパーツ

まずはバイシクルガレージさんの動画で使い方の予習です。
BBにセットすると見えない部分が増えるので、先に挙動を確認。
とはいってもネジを回して金具を動かすだけの単純な工具です。
失敗することもなさそうですが、これ以上壊したくないので念には念をといったところ。

 

イメージトレーニングができたところで、いざ本番!

ベアリングと引き抜きパーツの位置をあわせて、長ネジを挿入。

ちょうど良さそうな位置にまでボルトを締めていきます。

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設置完了

 

反対側を8mmアーレンキーで固定しつつ、手前の六角ボルトを締めていけばネジの螺旋運動の力でベアリングが外側に引き抜かれます。

 

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くるりんぱ

中の様子が見えないので慎重に回していきます。

前回、ガンガン叩いても微動だにしなかったので、手応えがあるかと思ったのですが、拍子抜けなくらいするすると周ります。

「大丈夫……か?」

不安になったので、一旦ボルトを緩めて中を確認します。

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キターーーーーーーーーーー!!

何の問題もなくベアリングが抜けつつありました。

ヨカッタヨカッタ。

再度BBにセットしてボルトを回していくと、あっけなく外れました。

何の苦労もなく、負荷も最小限で、こんなに簡単に。

高いだけあって素晴らしい工具です。

 

さて、ベアリングの外れたBB内部です。

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ドライブ側(右)

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ノンドライブ側(左)

指の届く範囲は拭き取り掃除をしたので綺麗です。
手前と奥にある孫悟空の額の輪っかみたいなのはサークリップです。

これは、ベアリングローターがここより奥に圧入されないように固定するための留め具です。

2つの輪っかを丸ペンチ(やっとこ)でぎゅっと掴むと外すことができます。

今は丸ペンチが無いので外すことができません。

ノンドライブ側のサークリップの輪っかにピンセットで引っ掛けてみると、くるくる回すことができました。

やらかしたドライブ側のサークリップは引っかかる感じがあって、回そうとするとかなり抵抗があります。程度はともかく変形してそうですね。

まあ、金属なら叩けば直るでしょう(暴論)

早く丸ペンチを手に入れてここも取り外して確認したいですね。

 

で、ついに外れたベアリングローター。

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旧ベアリング(青) 新ベアリング(黒)

青いほうが古い金属ベアリング。

圧潰している方は指で回すと明らかにゴロゴロと音がしますあります。

もう一つを回してみると、ほんのちょっとだけ擦る音がします。

わずかながらですが、走行による消耗があったという事でしょうね。

 

黒い方が新しいセラミックベアリング。

これを買った理由は単に安かったからです。

メリット、デメリットあるようですがとりあえず使ってみようかと。

2個で1,800円なので年一で交換してもいいくらいですね。

 

丸ペンチとブレーキプロテクターがないと作業の続きができません。

届けこのAMAZON。週末までに走れるといいなぁ。