駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

消えない異音

消えない異音(2020.6.SAT)

 

異音がなくなりません。

とはいえ確実に異音が小さくなっています。

最初の頃の異音を10とするといまは2くらいでしょうか。

 

異音もBBだけではなくで、いろいろなところから発生していました。

クイックの締めつけ強度だったり、汚泥まみれのフリーだったり、他にもいろいろな部品を締め直すたびに改善したり改悪したりの連続でした。

 

最大の盲点がスピンドルを入れる時に汚れが付着する問題でした。

チェーンを外さないで作業するとこれがなかなか難しいのです。

 

①ウェス等を使ってチェーンをBBの外巻きに避ける

 →これは特に問題ないです。

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②リアディレイラーを前に持ってきてチェーンを弛ませる。

 →紐をかけて引張り何かしらで固定する。手がもう一つ欲しい。

 

③クランクを軸に合わせて叩き入れる。

 →軸と角度がずれると入らないので要注意。

 

④チェーンやウェスがスピンドルに触れないように注意しながら、チェーンリングにかける。

 →ここが一番気を使うところ。

  両手でチェーンを歯車まで広げるとウェスが不意に落ちてきます。

  それを親指ではねて善処するとフロントディレイラーが邪魔します。

  ちょっとした油断で、スピンドルに何か接触します。

  何も触れることなく歯車にチェーンがのれば完了です。

 

つまるところ、

「横着しないでチェーンを外して作業しろ!」

 ……ってことです。

もうミッシングリンクつけようかな……。

 

ともかく今回の作業はこれで完了です。そのはずです。

結局のところ異音は完全には消えません。

かなり静かになったので乗っていて憂鬱になるほどでもないです。

作業をやった意味があって良かった。

いろいろ勉強になりました。

 

 

何故異音が残ってしまうのかをいくつか推理します。

 

①まだ汚れが混入している説。

 気をつけたつもりでも、まだ汚れが入り込んでいる。

 前に入りこんだ内側の汚れを除去しきれていない。

 次はチェーンを外してやってみようと思います。

 

スピンドルのかじり

 わずかにあったスピンドルのカジリの影響かも。

 最後の異音は例外なく右ペダルが4時の位置で鳴ります。

 つまり回転系のどこかで軋みが発生している可能性が高いでしょう。

 cannonndale横浜ベイサイトのサイトには、BB30系の異音の原因の

 ほとんどがスピンドルの劣化によるものと明言しています。

 ほんの少しのカジリですが、シビアな精度が求められるのかも。

 これは新品入手して交換するしか無いので保留。

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ノンドライブ側にややカジリ有り

③ベアリングの問題

 正規品のベアリングローターではないので相性や個体差?

 スピンドルと一緒に交換してみる価値はあるかも。 

 

 

④その他の要因があるのかもしれない。

 ホイール軸ベアリングの玉アタリとか。

 フレームの個体差によるどうにもならない軋みとか。

 

 

スピンドルキャノンデール横浜ベイサイドで売っているそうです。

他にも正規品の部品や専用工具もなるべく在庫を確保しているとのこと。

横浜方面に行く用事があれば是非立ち寄りたいです。

スピンドルや専用工具が手に入ったら、完全に一新したいです。

ノウハウもわかったので、次は正しい手順で作業したいですね。