駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

雨のやんだ隙間に試走しました。

雨のやんだ隙間に試走しました。(2020.6.14.SUN)

 

予報によると午前中だけ雨がふらないようです。

メンテ後の調子がわからないまま一週間走れないのもモヤモヤするので曇天の中を出発します。

湿度が高いですが、気温は低いので走るには丁度いいですね。

 

走り出しはまったくの無音。

インナーローなので当たり前ですが。

この低トルク状態で異音がしたら根本的に組付けが間違ってますよね。

少しすると直線があるのでインナーのままシフトアップ

飛び出すお爺さんに注意しつつ負荷をかけて踏むと……。

 

無音!

 

幸先が良いとはこのこと。

幸先が悪いという表現は間違った言い回しだそうです)

いい感じのまま、荒川に入ります。

 

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鉄板敷きの芝宮橋

仮設橋のようですが、芝宮橋という名前のある橋です。

鉄板敷きなので雨の日は注意です。

今年の1月、ここでスリップして鎖骨を折りました。

ここから右折して、土手を上がっていきます。

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土手上から見た笹目橋

土手を越えると笹目橋です。

夜の間は雨が止んでいたので、思ったより路面は乾いていました。

それでも土手下は水たまりが多そうなので天端を走って上流を目指します。

 

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 幸魂大橋を越えると荒川の流れが蛇行を始めます。

写真では見えませんがこの向こう側に彩湖という大きな貯水池があります。

売店やトイレもあるので左岸ライダーには便利な休憩地点ですね。

朝霞水門の先までは天端を走っていけますが、その先は土手から下の道におります。

これが予想通り水たまりが多かったので、秋ヶ瀬橋で引き返しました。

 

その途中、アウターを高トルクで踏むチャンスがありました。

ローからハイまで試した結果としては、ほぼ異音は消えています。

負荷をかけ気味でペダルを回している程度では異音がしません。

前回はこの程度でチャリリ、チャリリと鳴っていたので大きな前進です。

ただ若干の異音、というより低音ノイズ的なものが若干残っています。

これは心当たりがあるので今回はスルーします。

 

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上流側からの幸魂大橋

 

もうしばらくは雨が降らなそうです。

もうちょっと負荷をかけたいので岩淵水門まで行くことに。

 

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よくある荒サイの光景

荒サイと言っていますが、本来の荒川サイクリングロードは埼玉県側のみです。

都内区間、河口から笹目橋までの間の道路は荒川緊急用河川敷道路です。

 

サイクリングロード

 自転車用に整備した専用道。歩行者優先なので気をつけて走ってね。

 

緊急用河川敷道路

 河川敷に整備された緊急輸送路。緊急時以外は普通に通行してもいい。

 歩行者優先なので気をつけて走ってね。

 

よく違いを指摘されるのですが、通常時であれば運用的には同じものですね。

緊急輸送路なので笹目橋から河口まではほぼ全線で二車線の幅があります。

広いので走りやすく、ローディー、ジョガー、散歩で賑わいます。

それ以外にも野球、釣り、ゴルフなどの需要で人は多めです。

人が多い区間とそうでない区間がありますが歩行者を見かけたら徐行でOKです。

 

さっそく人のいないところで負荷をかけます。

長距離で加速を続けアウターのトップを踏み切ります。

そして限界までペダルに体重を乗せてダンシング!

 

チャリリ!

 

踏み切ったタイミングで鳴りました。

しぶといですね異音てヤツは……。

 

 でも鳴るのは全力全開の時だけだなー。

 普段そんなにパワーかけることは無いしなー。

 じゃあ、もういいかなー。

 

って感想です。

普通に回すぶんには異音が全くないのでストレスフリーです。

なので様子見ながらも、このままいいいかなと思います。

 

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戸田橋前の天端

戸田橋の前後は水たまりが激しい区間なので土手を上がって天端に逃げます。

 

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27R

都内の土手上にはこのような表示があります。

河口から27キロ地点の右岸という意味です。

反対の左岸側には27Lと書いてあります。

最初はわからなかったのですが、走っているうちに意味がわかりました。

 

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広大な水たまり

予想通り土手の下は水たまりの連続です。

今走っているのは、土手下よりも上で、天端よりも下の道です。つまり中道?

戸田橋の手前のみにある便利な通路ですが、おそらく花火大のために整備したのではないかと思います。

この道は若干斜めなので水がたまりません。

 

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無人区間

戸田橋から京浜東北線の架橋まではほぼ無人区間です。

通路の川側がゴルフ場なので出入りなく、歩行者もここを通行する意味がないからです。

それでもたまに歩行者がいるので注意は必要ですが。

ここを越えれて、京浜東北線新荒川大橋を過ぎれば岩淵水門が見えます。

 

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岩淵水門を空から

 

走っているぶんには一本道ですが、実はちょっと入り組んでいます。

本来の荒川は岩淵水門までで、その先は荒川放水路といいます。

荒川放水路と言うだけあって、びっくりすることに人工河川です。

大正2年から昭和5年にかけて17年がかりの大工事だったそうです。

ちなみに本来の荒川と隅田川は同じ川で、上流と下流で呼び名が違うだけです。

岩淵水門が完成して隅田川への放水がコントロールできるようになってからは荒川の氾濫にる都内の水害は発生していません。凄いですね。

 

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岩淵水門 通称青水門

絶好の日陰ポイントなので、暑い日には多くのローディーが休憩しています。

 

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大きい大きい

近くから見上げると大きいです。

 

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岩淵水門の東側

岩淵水門の東側(正確には南東側)には隅田川が流れていきます。

 

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岩淵水門の西側

岩淵水門の西側には役目を終えた旧岩淵水門(赤水門)が見えます。

土手を挟んで赤水門の反対側にある建物は荒川知水資料館アモアです。

入館無料、自販機、トイレ、バイクラックありの休憩スポットです。

倒れそうな暑さでも、ここに入れば冷房が効いていますよ。

 

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上流からみた青水門

振り返って見ると左手に隅田川

川の奥、左が新河岸川で、右の青水門の先は荒川ですね。

ここ、岩淵水門のちょっと先を今日のゴールとします。

 

そろそろ雨が心配なので、早めの切り上げです。

試走としては十分走れたのでよかったです。

来週は雨が振らないといいなぁ。

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