リアディレイラーのゴミ
リアディレイラーのゴミ。(2020.10.10.SAT)
台風接近により一日中雨。
先週酷く汚れましたのでリッジランナーの掃除をしていました。
また掃除のついでに各部の再調整やチェックとかです。
使いづらいスパーダーサドルに変わって、新しい普通のサドルと交換しました。
あまりにも普通すぎて感想がないです。
一通り終わった時にリアディレイラーの中のスプリングに目が行ったんですね。
これが弱まっているせいでハイにチェーンが落ちづらいのです。
パンタグラフの中はよく見えないし、歯ブラシも届かない場所です。
今までも何度もパーツクリーナーを噴射しているのでそれなりにキレイになってると思い込んでいました。
ところが何気なしにスプリングを見た時に、錆びきったスプリングの表面にほつれっぽい何かが見えたのです。
え?
これサビ……じゃないの??
もしかすると。
歯医者さんのアレの出番です。
サビサビのスプリングの表面をひっかくと……何かが掻き出せました。
つまりスプリングの表面は単純なサビではなくて、積年の堆積物でコーティングされている状態になっているようでした。
スプリングの間をひっかくとボロボロと真っ黒な何かがこそげ落ちていく。
気持ちいいような、気色悪いような、表現しづらい作業。
丁寧に作業を続けると本来のバネが姿を表してきます。
最後はパーツクリーナーの噴射でトドメ。
うわぁ、すっきり!
一番縮んた状態でもバネの螺旋に隙間が見えました。
これ、作業前は見えませんでした。
つまりスプリングの間にゴミが詰まってバネが縮まりきらないから、リアディレイラーがなかなかトップギアに落ちてくれなかったと想像できます。
この作業が終わってからリアディレイラーを再調整したら、トップギアにスカッと入るようになりました。
こんな事があるのかと納得。
勉強になりましたが今後役に立つこともない予感。
こんな状態の自転車を整備すること無いだろうなぁ。
何よりやりたくない……。
一つ間違いないのは歯医者さんのアレは超便利ということです。