駆ける備忘録

ロードバイクのライドとかメンテの記録です

グラベルロード

グラベルロード。(2020.10.21.tue)

 

グラベルロードに興味があります。
荒川基準だと砂利道が快適に走れれば展開が楽な区間も多いですから。
安心して砂利道が走れる走破性があればいいなと思っていました。
しかし新しくグラベルロードを買うとなると敷居が高いです。
別の方向で妥協案があればいいなと考えていたわけです。


案1 クロスバイクのタイヤを太くする。

グラベルクロス化ですね。
BADBOYはディスクブレーキなのでタイヤ幅のクリアランスに余裕があります。
35cなら全然余裕で、40cくらいでも行けそう。
とはいえ太いタイヤには相応のリム幅が必要なので換装が望ましいもより。
そうなるとクイックリリースのディスクホイールという前時代規格が障害となります。
丁度いいホイールが安く売っていればという希望的観測に鬼が笑う。
実現のための費用対効果が悪すぎるのが大問題です。


案2 CAAD12にグラベルタイヤを履かせる。
ロードのグラベル化ですね。
安いホイールも調達して、その日のルートに合わせてタイヤを替える。
なかなか素敵アイデアな気がします。
そこで安いホイールを探してみましたが、期待した程は安くなかったです。
安ホール(いわゆる鉄下駄)にも中古需要があるようでそれなりの金額で売買されています。
高価という程でもないですが、実験で試すにはちょっと高いかなと。
そもそもCAAD12のタイヤクリアランスだと30cでもアウトのようです。
仮に30cあってもグラベルとは言えない説。
これに関しては考えが甘かったです。


案3 グラベルロードを買う。
ニューマシン、なんて魅力的な響きか。
もちろん資金も置き場が無いので却下です。
宝くじにでもあたったら、cannondaleのTOP STONE CARBON一択ですね。
10万円くらい拾ったら、NESTのGAVEL辺りが手頃かも。
知らないだけで10万円ぐらいの素敵なグラベルロードは多いようです。
手に入らないが故に魅力的に感じる、人類はこれを夢と表現します。
シノゴノ言わずに一度は所有してみたい。

 

などなどなど……。

 

ここ数ヶ月間、上の3案が頭の中でグルグルしていました。
好きなことをいろいろ考えるのは楽しいですね。

 

そんなうちにBADBOYを売ってしまいました。
息子と共用のクロスバイクを買って太いタイヤにしようと画策したのです。
その目論見は外れて新しいクロスバイクの購入自体がご破算に。
クロスバイクグラベル化計画はとん挫しました。

 

その結果、普段乗りの自転車が無い事態に困窮。
CAAD12に片面フラットペダルをつけて街乗り化まで画策するも使い勝手が悪すぎる。
買い物用途でスタンドが無いのは致命的なんですよね……。

 

仕方なく半壊したリッジランナーをレストアして使うことになったわけです。
これが存外快適に仕上がってしまいました。
37ミリ幅のスリックタイヤはグラベルでの走行性能を実現できそうです。
かくして、遠出もできる街乗りマシンが完成とあいなりました。

塞翁が自転車といったところでしょうか。


しかし、ここまで書いておいてナンですが。
グラベルロードは別腹で興味があるんですよね(オイ
あの器用貧乏感が何ともいいですよね。
合縁奇縁、不思議な縁、ひょんなことで手に入る機会もあるかもしれないし。
軸すり合うも異音の縁といいますしね。(言わない