奥多摩湖の振り返り
奥多摩湖の振り返り(2021,5,8,FRI)
【脚の疲労】
間の抜けたことに、荒川峠のアウターチャレンジの疲労が脚に残ってました。
次の日に疲れに気づいて回復に努めましたが全快とはならず。
出発の時点で80%くらいのコンディションでした。
そのため最初から徹底して低負荷なペダリングでした。
・できる限り止まらない
・なるべくブレーキをかけない
・こぎ出しで踏み込まない。
結果、ロードバイクにあるまじき速度でちんたら走ってました。
最初の一時間は。20~25キロくらい。
脚が温まってきたら25~30キロくらい。
結果として余力を残して完走できました。
11時間で140キロ、平均時速13キロ程度なので楽ちんですわ。
これが流行りの長距離ゆるぽたです。(流行ってない)
【国道411号青梅線】
411号は多摩川上流の左岸です。
上ったり下ったりを繰り返す旧道らしい山沿いルートです。
路肩の向こうは絶景と恐怖が同居する崖沿いの道。
上の写真の左側の斜面が411号です。
視線をやると体ごと持っていかれそうな視覚吸引力があります。
チラ見だけして、視線を前方に引き戻します。
青梅からはそこそこ交通量がありました。
路肩が狭い二車線道路なので車の往来が連続するとストレス。
もちろん車側も同じように思っていることでしょう。
全般的に勾配は緩いので楽々上れます。
最後だけはそこそこの斜度がありましたが、それでも10%くらい?
車とトンネルさえなければ初心者向には最適のルートでしょう。
車とトンネルさえなければ……です。
【トンネル地獄】
後半(鳩ノ巣より先)はトンネルの連続。
車やバイクの走行音が反響しまくって轟音に包まれます。
そのせいで後方車両との相対位置が音では全然わからない。
特にカーブしている長いトンネルが嫌でした。
トンネルの前後がカーブしていて視界が悪いことも多い印象。
交通量が多い日には走りたくないですね。
そしてこの日はマウンテンバイクも多かった。
上り切れずに押し歩きしている人を多く見かけました。
トンネル内で追い越すのが何気に怖いです。
上の駐車場に止まっている自転車の半分はマウンテンバイクでした。
「山を走るならマウンテンバイク」
そんなふうに考えていた時期が私にもありました。
舗装路された山道を上るには向いてないですね……。
【奥多摩湖】
奥多摩湖。
正式名称は小河内貯水池だそうで。
奥多摩湖周辺の観光施設は軒並み閉鎖していたようです。
本来ならもっと観光客が多いのでしょうね。
【奥多摩湖の先】
411号の先は山梨県まで続いています。
丹波山(たばやま)までは平坦で10キロくらいとのこと。
さらに5キロくらい進むと花魁渕(おいらんぶち)。
そこからさらに5キロくらいで柳沢峠。
柳沢峠をひたすら下れば甲州市から山梨市へ通じます。
ここまで行ってしまったら自走で日帰りはしたくないですね。
【奥多摩湖→古里】
上り下りともに時速30キロ制限です。
下りは30キロで走れるので余裕です。
ただ30キロで下っていてもバイクや車に追い抜かれます。
解せぬ。
【都道45号奥多摩青梅線】
45号は多摩川の右岸ルートです。
帰りは古里のセブンから45号を使って下りました。
45号はわりと最近完成したバイパス道路だそうです。
411号より急カーブが少なく雰囲気が違う感じです。
無駄な上り返しもなく疲れた脚に優しい道でした。
そのせいか自動車も45号のほうが多いそうです。
【多摩湖】
帰りしなに多摩湖によりました。
山の上はどんよりしていたのですが、下界は良く晴れています。
多摩湖くらいキラキラの奥多摩湖を見たかったですね。
【総評】
車とトンネルがなければ最高だった!