road to 道志みち 中編
road to 道志みち 中編(2020.7.24.FRI)
まさかのスポークトラブル。
07:30出発の予定でしたが、10:00出発となりました。
本来の目的地は山中湖でしたが、時間的にも厳しいと判断。
道の駅どうしを第一目標として、行けそうならば山伏トンネルを最終目標に変更となりました。
そんなタイミングでかわしさんのリドレーに謎の異音が発生。
今度はフロントのハブ辺りからの周期的な軽い感じのノイズです。
チャ、チャ、チャ、と擦っているような、当たっているような想像のつかない音です。
ひっくり返して空転させても音出ず、乗車して走る時だけ異音がでます。
今まで散々異音と戦ってきた勘としては、ただちに大きな問題にはならなそうなので様子を見ながら進むことしました。
もちろん途中で今以上の異変があれば即折返しです。
安全第一は最優先ですので。
しかし、走り出してみれば意外すぎるほど快調に進みました。
道志みちの道中は橋が多いです。
何気なく通るのですが、横を見ると凄い高さだったりします。
高所恐怖症の人には厳しい道かもしれません。
その分ダイナミックな景観が多めなので、秩父山伏峠とは趣が違いますね。
しばらくは緩やかな勾配が続きますが、第一の山場の横山トンネルに差し掛かります。
住所的には神奈川県相模原市なので神奈川県側の最高地点となります。
やけに切り立った斜面にあり、真新しい道路です。
帰ってから調べたところ、この辺りはここ数年連続した台風で崩落しあちこち寸断されていたようです。
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https://www.townnews.co.jp/0301/2019/10/03/499887.html
https://mainichi.jp/graphs/20200104/hpj/00m/040/001000g/1
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20191016002848.html
今年の3月に全面開通となったようです。
全く知りませんでした。
この横山トンネル、神奈川県側の最高峰というだけあってここからダイナミックに下ります。
高低差100メートルくらいを軽快に駆け下ります。
これを帰りに……と思うと気が滅入るくらいの坂でした。
青根の交差点を越えて、両国橋を越えると山梨県に入ります。
ここからはシンプルな上り基調の道が続きます。
道中で何度か蛇行する道志川をまたぎます。
並行している所も多いのですが、道志川が山あいを削って流れているため、見晴らしのいい場所が多いです。
足を止めて見下ろすくらいの景観でした。
ただし、ガードレールの向こうは崖なので、左側へ落車したら大惨事ですね。
引き続き高所恐怖症の人には厳しい道かもしれません。
さて道志みちの坂ですが、基本的にずーっと上りっぱなしです。
3~5%くらいの勾配が続き、たまに10%くらいの坂があります。
カーブはかなりのバリエーションがあって、緩いカーブ、きついカーブ、長いカーブ、短いカーブといろいろです。
来る前は心配でしたが、なんとかなりそうで良かったです。
道志村役場から道の駅まではオリンピックムードが高まります。
村役場にもロードレースの横断幕があります。
道沿いにはTOKYO2020の幟が十重二十重と続きます。
やまゆりセンターの看板を過ぎればすぐに道の駅どうしです。
スタート以降はトラブルもなく第一目標まで来ることができました。
よかった、よかった。
とりあえず、休憩しながら作戦会議ですね。